フィールグローでは主にテレワークにおける生産性向上に寄与する複数の研修コースを提供しています。

テレワーク問題解決基礎セミナー

テレワークの問題を俯瞰的な視点からロジカル思考を踏まえて分析する手法を学習します。
実際にチームのテレワークで生じている問題の本質的要因をメンバーと共に探索し、具体的な解決施策を検討する実践型の問題解決セミナーです。

テレワーク問題解決基礎セミナーの概要について

テレワークで生じる問題は複雑に絡み合っており、相互に影響を及ぼし合っている問題も少なくありません。
複雑な因果関係を整理し、根本的な問題を特定する ことによって、テレワークの生産性向上に効果的な打ち手を検討することが可能となります。
本セミナーでは、テレワークで生じる問題の特性を分析し、論理的思考プロセスを用いることで、実際にチームに生じてるテレワークの問題を解決していく実践的なプログラムです。
またテレワークで生じる多様な事例を収集・分析し、テレワークの問題を概観するフレームや問題発生のメカニズムを示す問題構成図など、問題解決を支援する概念やツールを提供しています。
 
私たちはテレワークの問題解決への取り組みが、ICTを活用した新たな就業環境の構築だけではなく、変化に対する適応力を養い、レジリエンスの高いチームを育てる重要な機会と捉えています。
「課題のマネジメント方法」や「円滑なチームワークの体制づくり」など、テレワークを通じてチームの組織力を高める施策を学習することで 「チームの生産性向上」「PDCAの自律運用」「メンバーの育成」に繋げていくことが本セミナーの目標です。
 

本セミナーの特徴

問題解決の基礎フローを学習して、実際に問題解決法を検討する実践型のプログラムです。
実際にチームに生じているテレワークに対する問題認識を取りまとめ、共有課題を設定してチームで解決方法を検討していきます。
対立する現象や課題に対して、コンフリクト解消のための基本的な考え方も学び、問題解決スキルを強化します。 

複雑な構造となりがちなテレワークの問題をロジカルに整理するためのフレームと思考プロセスを学習することでどなたでもがディスカッションに参加できるような構成となっています。
また個別の課題解決に捉われず、問題を俯瞰的に整理・解決していく視点から終始、全体最適を志向していきます。 

アジャイルの思想を取り入れて、速やかに継続的な改善を積み上げていくための組織活動の在り方についても学習を拡げていきます。
レジリエンスの高い自律組織をつくることを目的として、より本質的なチーム改革を志向していきます。 

さまざまなメディアで取り上げられているテレワークに関わる課題解決事例を参照していきます。
問題の構造や解決施策について、多くの事例と有効性の解説を提供し、セミナーの中で思考の幅を大きく広げることが可能です。 


テレワークで生じる問題の構造を概観する独自フレームを活用し、要素間の因果関係を踏まえて本質的な問題を追及します。

リモートでのコミュニケーション手法を学習しながらチームのテレワークにおける問題と解決策について議論を深めます。

チームワークによる問題解決の迅速な実践方法(アジャイルの概念)を学び、変化に強い組織づくりを推進します。

 

セミナーの基本カリキュラム(半日コース)

  • 本セミナーはWebinarでの開催を推奨しております。
  • 個社のテレワークの導入目的や現状の課題を踏まえて、カリキュラムのカスタマイズを実施しています。

1)テレワークの問題への取り組み方

・テレワークとオフィスワークとの本質的な違いは何か?

・テレワーク導入の目的や意義

・テレワークで生産性を発揮するまでのロードマップ~3段階の活用ステージ

・テレワークに関わる問題の全貌を捉える~問題構造フレーム

・ロジカル思考で問題の因果関係を整理する~ロジックツリー

・PDCAによる継続的な問題解決の実践~チームのPDCAに弾みをつける

・問題解決への取り組みで培われるビジネススキル~自己成長の意識

2)テレワークにおける問題の特性と分析方法

・テレワークの問題に対して7つの視点から分析を行う

1.テレワークの環境(インフラの充足度、環境構築)

2.セルフマネジメント(オンオフ切り替え/集中維持)

3.情報の発信力(情報や状況の開示レベル)

4.業務プロセス(テレワークで生じる障害の特定)

5.情報共有の仕組み(メンバーの状況把握、コミュニケーション課題)

6.心理的安全の確保(チームのアクセプタンスレベル、不安要因)

7.チームワークの体制(役割分担、進捗共有、信頼関係など)

 【ワーク1】実際にテレワークの問題を題材として”ロジックツリーを作成してみる

3)テレワークの問題に対する効果的対処法を学ぶ

・自己統制力を高めるためのポイントと対策

・チームメンバーの状況をタイムリーに把握する

・リモートの環境で明確な意思伝達を実施する

・リモート会議の効果的な運用法を考える

・リモートにおける効果的なタスクマネジメント手法とは

・円滑なチームワークを実現するアジャイルのチームワークを知る

 【ワーク2】テレワークの課題解決プランをチームで策定する

リモートディスカッションの実施方法について

  • 本セミナーでは随所にリモートでのグループディスカッションを実施します。
  • Web上での開催を推奨しており、リモートコミュニケーションの注意点を意識しながらチームメンバーとのディスカッションを実施頂くと効果的です。
  • ワークはWEBアプリ(ドキュメント/スライド)を使用して、資料を制作しながら展開していきます。

その他の研修コース 

 ロジカルシンキングWebセミナー

 講師:株式会社ウィルミッツ 代表取締役 松浦剛志 氏
ロジカルシンキングのケースを解いて、1日で考え方や実践スキルを身に付けるオンライントレーニング
ロジカルシンキング体系を5つの領域に分解し、「ケースを読み込み・解く」→「解答をグループで共有」→「講師が解説」というサイクルを繰り返すことで実践スキルを習得していきます。
 

  • テレワーク問題解決基礎研修で活用するロジカル思考の基礎が学習できます。

生命保険のリモートセールスの実践モデルを探索

ライフプラン二ングの実施を拡大し、営業生産性を大幅に改善するためにリモートセールスへの取り組みを加速する機会となりました。

テレワークにおけるメリット・デメリットを確認することで、リモートコミュニケーションにより提供される顧客価値を整理し、チームメンバー全員でリモートセールスの実施方法を検討する良い機会となりました。これまで漠然と難しさを感じていましたが、リモートでのアプローチはライフプラン二ングの合理的なアプローチとの相性も良く、お客様とのより一層深い関係を構築していくために積極的に活用法を検討していきたいと考えています。
まずは早期にWebinarを通じた新規顧客開拓の新たなプロセスを構築していく計画です。